発達障害

自閉症は脳の疾患なのですが(定説はまだないですが、脳CT、MRI等から所見はいろいろ見つかっています。神経心理学の立場からも種々の検査で異常が見つかっています)どうもそれをはっきり言えない状況があるようです。家族、本人は脳の疾患と言われるのは好まないでしょうか。発達障害には自閉症、ADHD、学習障害などが含まれています。訓練により発達障害が治っていくので訓練が大切です。感覚統合訓練などあります。
 最近はそれらに限らず、なかなか大人になれない人を発達障害と拡大して使用する風潮があります。こころが未熟ですから種々のストレスで適応できなくなり、種々の症状を呈する訳です。ある時はうつ病、躁鬱病、精神病様状態(未熟な医師から統合失調症と誤診されて長く抗精神病薬をのむ羽目になります)、人格の乖離(別人格になる)、引きこもり、時には暴れるなど種々の状態を呈します。時には境界例と誤診されることもあります。治療は、ベテランの治療者からカウンセリング(無意識を扱わず、支持的カウンセリング中心、時には助言・指導もいい)もいいし、何より再訓練が大切です。ロールプレイもいいでしょう。運動もいい。自信がないですから、訓練により成功体験を味わうのもいい。気長にいくことです。薬はその時々で合う薬をうまく使っていきましょう。ベテランの治療者を見つけることがポイントです。

発達障害の検査について

 当院では5歳程度のお子様から大人までWISC、WAIS、その他、お一人お一人に合わせて心理検査を提案し行っております。検査は主に臨床心理士が担当しております。
 検査により自身の得意分野、苦手分野を明らかにし、一人一人に合う治療教育、SST(社会技能訓練)を実施しております。